フォーカスエリア位置移動の操作性変更

フォーカススタンダード機能

カメラ本体ソフトウェアのアップデートにより、カスタムキーに割り当て可能な機能「スタンダード」が「フォーカススタンダード」に変更されます。
「フォーカススタンダード」機能では[フォーカスエリア]が[ゾーン],[フレキシブルスポット]または[拡張フレキシブルスポット]*のときのフォーカスエリア位置を移動させる際の操作仕様が変わります。
カスタムキー設定についてはこちらをごらんください。

* ILCE-7M2には拡張フレキシブルスポットは搭載されていません

ご注意 :
一度アップデートすると元には戻せません。事前にご確認の上、アップデートを実行してください。

フォーカスエリア位置変更操作

  ILCE-7M2 Ver.3.30以前
ILCE-7RM2 Ver.3.30以前
ILCE-7SM2 Ver.2.20以前
ILCE-7M2 Ver.4.00以降
ILCE-7RM2 Ver.4.00以降
ILCE-7SM2 Ver.3.00以降
カスタムキー スタンダード フォーカススタンダード
フォーカスエリア位置変更操作 カスタムキー設定で「スタンダード」を割り当てたボタンを押す。(スタンダード画面(Fig.1)になる) カスタムキー設定で「フォーカススタンダード」を割り当てたボタンを押す。(フォーカススタンダード画面(Fig.2)になる)
コントロールホイールの上下左右ボタン/前後ダイヤルでフォーカスエリア位置を変更する。 コントロールホイールの上下左右ボタンでフォーカスエリア位置を変更する。(前後ダイヤルでのフォーカスエリア位置変更はできない)
撮影すると通常の撮影画面に戻るので、再度フォーカスエリア位置を変更する場合は、「スタンダード」を割り当てたボタンを押して位置変更を行う。 撮影後もフォーカスエリア位置変更できる状態が維持されている。(再度「フォーカススタンダード」を割り当てたボタンを押すまでフォーカスエリア位置変更可能な状態が維持されている。)

Fig.1

スタンダード画面

(フォーカスエリア位置変更)

Fig.2

フォーカススタンダード画面

(撮影+フォーカスエリア位置変更)

  1. 前ダイヤル
  2. 後ろダイヤル
  3. コントロールホイール
    (回転 、上下左右ボタン)
  4. 中央ボタン
  5. 削除ボタン

「フォーカススタンダード」機能 でフォーカスエリア位置変更を行う際には以下の点も仕様が異なります。

  1. 以下のボタンにカスタムキー設定で割り当てた機能は使用できません。
    コントロールホイールの[中央ボタン]、[上][下][左][右]ボタン、[コントロールホイール]、[削除ボタン]

    * これらのボタンに割り当てたカスタムキー機能を有効にするには、「フォーカススタンダード」を割り当てたボタンを押してください。(フォーカスエリア位置は直前に設定された位置に固定されます。)

  2. 前後ダイヤルでフォーカスエリア位置移動はできません。(シャッタースピード、絞りが変更されます)

    * 前後ダイヤルを使ってフォーカスエリア位置変更したい場合は、カスタムキー設定した「フォーカスセット」機能をご使用ください。「フォーカスセット」機能でのフォーカスエリア位置設定方法は従来のまま変更はありません。