Camera Remote Toolkit

PTP Command

PTP規格で環境に依存しないカメラ制御アプリケーションを開発

Camera Remote Command

Camera Remote Commandはソフトウエア開発者自身がソニーのカメラを使ったソリューションやアプリケーションを開発する環境を提供します。開発者はこのリファレンスを使うことにより、ソニーのカメラとお客様のデバイスをPTP規格で接続してリモート制御を行い、撮影や画像転送といった独自のアプリケーションを開発することができます。このリファレンスはカメラ設定の変更、シャッターリリース、ライブビューモニタリングなど多くの制御コマンドの仕様を含みます。

提供物

  • コマンドリファレンス
  • サンプルコード

対応機種

  • ILX-LR1
  • ILCE-1M2, ILCE-1, ILCE-9M3, ILCE-9M2, ILCE-7RM5, ILCE-7RM4A, ILCE-7RM4, ILCE-7CR, ILCE-7SM3, ILCE-7M4, ILCE-7CM2, ILCE-7C, ILCE-7RM3A, ILCE-7M3, ILCE-7M2, ILCE-6700, ILCE-6600, ILCE-6400A, ILCE-6400, ILCE-6100A, ILCE-6100
  • BURANO(MPC-2610), ILME-FX6V/ILME-FX6T, ILME-FX3A, ILME-FX3, ILME-FX2, ILME-FX30, PXW-Z200, HXR-NX800
  • BRC-AM7, ILME-FR7 (Ver. 3.00以降)
  • ZV-E1, ZV-E10, ZV-E10M2, ZV-1M2, ZV-1F, ZV-1A, ZV-1
  • DSC-RX0M2, DSC-RX100M7A, DSC-RX100M7, DSC-RX100M5A, DSC-RX10M4, DSC-HX99
*
最新のファームウェアバージョンのみ対応します。

対応インターフェース

  • USB
  • 有線LAN
  • 無線LAN (Wi-Fi)
*
各機種の対応インターフェースについては、提供物内READMEを参照してください。

Camera Remote Commandの利用申請

  • 本仕様書をもちいて開発したアプリケーションを商業利用される場合は、上の「利用申請」より使用許諾申請をお願いいたします
  • 日本居住以外の方はページ上部 Englishボタンで切り替えてご登録ください

使用許諾契約書

お知らせ

  • 2025-6-23
    Camera Remote Command Ver. 2.00.00をリリースしました。

    主な変更点:

    ILCE-1M2, ILCE-6400A, ILCE-6100A, ILME-FX3A, ILME-FX2, PXW-Z200, HXR-NX800, BRC-AM7, ILME-FR7(Ver. 3.00以降), ZV-1A, DSC-RX100M7Aに対応しました。

    Camera Remote SDK Ver. 2.00.00 と同等機能に対応 *1 し、300種類以上のコマンドを追加しました。*2

    • フルリモート操作|「メニュー表示や警告表示をリモートで取得できる機能」を搭載。リモート動画制作の際、手動と同等の操作がリモートで実行可能 *2
    • 動画撮影ワークフローを改善する新規機能群|リモート制御とファイル転送の同時実行 *2
    • リモートからのファームアップデート|次回以降の新しいファームウェア公開時、リモートからの本体ファームウェアアップデート作業が可能。特にマルチカメラシステムの場合にアップデートの手間を短縮 *2
    • カメラ内データ削除対応|撮影/記録/データ転送/カメラ内データ削除を繰り返す環境において、より効率的なワークフローを構築することが可能 *2
    • PTZカメラ対応 *3

    仕様書内Compatibilityの誤りを修正しました。
    ZV-E10など25機種において、実際には動作しないコマンドに誤ってCompatibilityのチェック記載がされていたため、該当コマンドのチェック記載を削除しました。*2

    *1
    動画再生プレビュー、一部機種でのライブビューモニタリング他、一部機能には対応していません。詳細はコマンドリファレンスを参照してください。
    *2
    各機種の対応コマンドについては、コマンドリファレンスを参照してください。
    *3
    BRC-AM7, ILME-FR7(Ver. 3.00以降)
  • 2024-10-16
    Camera Remote Command バージョン 2024.1.0をリリースしました。

    主な変更点:

    IP接続での制御(PTP-IP)に対応しました。*1

    MPC-2610(BURANO), ILME-FX6V/ILME-FX6T, ILCE-9M3, ZV-E10M2に対応しました。

    以下の機能追加を行いました。
    詳細についてはコマンドリファレンスを参照してください。

    • 100種類以上のコマンドを追加しました。撮影状況に応じて静止画や動画を記録する先のメモリーカードのスロットを任意に切り替える記録メディア設定、撮影環境に応じた最適なISO AUTOの上限/下限設定などが可能になります。*2
    *1
    各機種の対応インターフェースについては、提供物内READMEを参照してください。
    *2
    各機種の対応コマンドについては、コマンドリファレンスを参照してください。
  • 2024-04-12
    Camera Remote Command バージョン 2024.0.0をリリースしました。

関連サービス

高水準APIでカメラ制御アプリケーションを効率的に開発

よくあるお問い合わせ(Q&A)

Camera Remote Commandの使用は有料ですか?

リファレンスは無料でご利用いただけます。

Camera Remote Commandを使用して開発したアプリケーションを販売できますか?

はい。使用許諾契約書に基づき自由に販売できます。

個人ユーザーはCamera Remote Commandをダウンロードできますか?

申し訳ございませんが、個人のお客様へはCamera Remote Commandを提供しておりません。

Camera Remote SDKとCamera Remote Commandの違いは何ですか?

Camera Remote SDK
ソニーが提供する専用のAPIでカメラの遠隔操作を実現します。高水準APIを使用し、プログラムを効率よく開発する際に最適です。
Camera Remote Command
ISO標準規格のPTP(Picture Transfer Protocol)をソニー独自で拡張した通信プロトコルで、カメラの遠隔操作を実現します。異なるブランドのカメラ製品を単一のソフトウェアで操作する場合や、既存のソフトウェアをソニー製デジタルカメラへ適用する際の利便性を高めます。

ILX-LR1 Ver. 2.00以降/ILCE-7CM2 Ver. 2.00以降/ILCE-7CR Ver. 2.00以降をお使いのお客様へ

カメラの本体ソフトウェアアップデートの前後で、“Focus Position Setting”に与える設定値に互換性がありません。本体ソフトウェアアップデート後は“Focus Position Setting”の設定値を再度測定してください。

商標について

  • MicrosoftおよびWindowsは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • Linuxは、LinusTorvaldsの米国およびその他の国における登録商標です。
  • その他のシステム名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。