ILCE-7M3
動物の瞳にピントを合わせて撮影する方法を紹介いたします。
* この機能は本体ソフトウェアVer.3.00以降で使用できます。
オートフォーカスのときに、フォーカスエリア内にある動物の瞳を検出して、瞳にピントを合わせるかどうかを設定します。
動物の瞳を見つけられない場合は、選択したフォーカス枠に応じて通常のAFによるピント合わせが可能です。
カメラの設定手順
動物の瞳にピントを合わせる設定をします。
フォーカスエリア内にある動物の瞳にピントが合うので、できるだけ広い範囲から瞳を見つけたい場合は[フォーカスエリア]を[ワイド]に設定しておきます。
瞳を見つける範囲を限定したい場合は[フォーカスエリア]を[フレキシブルスポット]や[ゾーン]などに設定しておきます。
また、[フォーカスモード]をオートフォーカスに設定する必要があります。
静止画撮影
[フォーカスエリア]:[ゾーン]の場合
ヒント
ご注意
被写体または撮影環境によっては、瞳を検出しない場合があります。「瞳の検出について」をご覧ください。
カスタムキーに[瞳AF]を割り当てて使用することもできます。キーを押している間だけ動物の瞳にピントを合わせることができます。[フォーカスエリア]の設定にかかわらず、一時的に画面全体で瞳AFを使用したいときに便利です。
例えば[フォーカスエリア]が[フレキシブルスポット]で、フォーカス枠外の瞳にピントを合わせたいとき、カスタムキーの瞳AFを使えば、[フォーカスエリア]を変更することなく瞳AFを使用できます。
カメラの設定手順
動物の瞳にピントを合わせる設定をします。
また、[フォーカスモード]をオートフォーカスに設定する必要があります。
静止画撮影
ヒント
ご注意
被写体または撮影環境によっては、瞳を検出しない場合があります。「瞳の検出について」をご覧ください。
「ネコ」または「イヌ」のような顔立ちで、左右の瞳が良好に見える様な場合においては瞳を検出しやすいのですが、動物の種類などによってや、複数の動物が動き回るような撮影環境などによっては、瞳を検出できない場合があります。
以下をご参考にしてください。
瞳を検出しやすい被写体の例
ネコのような顔立ち
イヌのような顔立ち
顔全体が良好にみえる大きさ
左右の瞳と鼻が良好にみえる顔の向き
瞳の検出が苦手な被写体の例
顔や体に模様がある場合
暗い場所や、黒い毛の動物
「ネコ」や「イヌ」と顔だちが異なる動物
複数の動物が動きまわっている
ヒント