ILCE-9M2/7RM4/7RM4Aはカスタムキーや登録などさまざまなカスタマイズ機能を多数搭載しており、撮影者の好みに合わせて各種キーの機能が変更できます。この設定ガイドでは、カスタマイズ各種機能を実際に使うのに便利な情報を集めました。
撮影するシーンに応じてカメラの設定状態を素早く切り替える
登録/登録呼び出し
あらかじめカメラの状態を登録しておき、モードダイヤルで呼び出すことができます。
モードダイヤルではなくボタンを押している間だけ、カメラの状態を素早く呼び出すこともできます。
モードダイヤルでは3つまで登録可能。
メモリーカードでさらに4つ登録できます。
よく使う機能を素早く呼び出す
カスタムキー、マイダイヤル、ファンクションメニュー、マイメニューの4種類があります。
カスタムキー
ワンプッシュで最も早く呼び出せるので、一番頻繁に切り換える機能はカスタムキーに割り当てることをおすすめします。 11個のキー* がカスタムキーとして使用可能です。
* レンズにフォーカスホールドボタンがある場合。
マイダイヤル
カスタムキーと同様、前後ダイヤルとコントロールホイールにも希望の機能を割り当てることができます。通常の機能と割り当てた機能の切り替えは、切り替えを割り当てたカスタムキーでおこないます。
ファンクションメニュー
ファンクションボタンを押すと、モニター下部に機能が最大12個表示されます。カスタムキーの次によく使う機能を選んでここに表示させておくと、アクセスが便利です。
マイメニュー
ファンクションメニューの次によく使う機能を入れてください。お気に入りとしてマイメニューにまとめておけば、撮影中にあちこちメニューを探し回る時間が節約できます。
カメラの設定をまとめてメモリーカードに保存する(設定の保存/読込)
カスタマイズしたカメラの設定*は、[設定の保存/読込]機能を使ってまとめてメモリーカードに保存することができます。バックアップを取りたいときや、同じ型名の他のカメラに設定をコピーしたいときなどにお使いください。
* 一部保存できない設定があります。
その他
カメラを使いこなすには、これら以外にも以下のような機能が役に立ちます。
- [フォーカスエリア登録機能]:カスタムキーでフォーカス枠をあらかじめ登録した位置に素早く移動させる
- [縦横フォーカスエリア切換]:カメラを縦位置・横位置で切り換えた場合にフォーカスエリアとフォーカス枠の位置を使い分ける