ILCE-1はカスタムキーや登録などさまざまなカスタマイズ機能を多数搭載しており、撮影者の好みに合わせて各種キーの機能が変更できます。この設定ガイドでは、カスタマイズ各種機能を実際に使うのに便利な情報を集めました。
本体ソフトウェアVer.2.00以降
撮影するシーンに応じてカメラの設定状態を素早く切り替える
よく使う機能を素早く呼び出す
[カスタムキー/ダイヤル設定]、[マイダイヤル設定]、[Fnメニュー設定]、[マイメニュー設定]の4種類があります。
カスタムキー/ダイヤル設定
カスタムキー機能を使って、よく使う機能を自分が操作しやすいボタンやダイヤルに割り当てると便利です。MENUから機能を選択する手順が省略できるため、すばやく機能を呼び出すことができます。
関連するヘルプガイド
マイダイヤル設定
カスタムキーと同様、前後ダイヤルとコントロールホイールにも希望の機能を割り当てることができます。通常の機能と割り当てた機能の切り替えは、切り替えを割り当てたカスタムキーでおこないます。
関連するヘルプガイド
Fnメニュー設定
ファンクションボタンを押すと、モニター下部に機能が最大12個表示されます。カスタムキーの次によく使う機能を選んでここに表示させておくと、アクセスが便利です。
関連するヘルプガイド
マイメニュー設定
ファンクションメニューの次によく使う機能を入れてください。お気に入りとしてマイメニューにまとめておけば、撮影中にあちこちメニューを探し回る時間が節約できます。
関連するヘルプガイド
カメラの設定をまとめてメモリーカードに保存する(設定の保存/読込)
本機の設定をメモリーカードやクラウド(C3 Portal)に保存したり、保存した設定を読み込んだりできます。 同じ型名のほかのカメラの設定を読み込むこともできます。
C3 Portalをお使いいただくにはサービス契約が必要です。
* 一部保存できない設定があります。
関連するヘルプガイド
その他
カメラを使いこなすには、これら以外にも以下のような機能が役に立ちます。
- [フォーカスエリア登録機能]:カスタムキーでフォーカス枠をあらかじめ登録した位置に素早く移動させる
- [縦横フォーカスエリア切換]:カメラを縦位置・横位置で切り換えた場合にフォーカスエリアとフォーカス枠の位置を使い分ける
- [フォーカスエリア枠色]:背景が明るいシーンなどでフォーカスエリアを見やすくする
- [AF枠の移動量]:フォーカスエリアの枠を素早く動かせる
- [フレームレート低速制限]:電子シャッターでの流し撮り時にフレーミングをしやすくする
- [フラッシュ撮影の効果反映]:電子シャッターでのフラッシュを使用した連続撮影時、フラッシュ発光の効果をライブビュー表示に反映するかどうかを設定する
- [フラッシュ同調速優先]:メカシャッターでシャッタースピード1/400秒(フルサイズ)、1/500秒(APS-Cサイズ)でフラッシュ撮影を行う
- [フリッカーレス設定]:蛍光灯やLED照明などの人工光源のちらつき(フリッカー)の影響を低減する
- [電源OFF時のシャッター]:カメラの電源を切ったときにシャッターを閉じ、イメージセンサーにゴミを付きにくくする
- [フォーカス枠表示]:静止画を再生するときに、ピントが合ったエリアにフォーカスエリアの枠を表示する