フラッシュメモリーの状態を診断する
パソコン用ソフトウェアMedia Scan Utility
SD Scan UtilityがCFexpressメモリーカードに対応し、Media Scan Utilityにバージョンアップしました。
対応SDメモリーカードの診断には従来のSD Scan Utilityもお使いいただけます。SD Scan Utilityは、こちらをご覧ください。
対応ソニー製メモリーカードは、こちら
メモリーカードに使われているフラッシュメモリーは、
データの書き換えを繰り返すことによって徐々に消耗するため、
書き換えできる回数には上限があります。
書き換え回数が上限に達すると、そのメモリーカードを使って撮影することができなくなります。フラッシュメモリーの状態が診断できれば、大切な場面を取り逃すなどのトラブルの予防に役立ちます。
あらかじめ本ソフトウェアをパソコンにインストールすることで、 対応するメモリーカードをパソコンに挿入するたびに自動的にフラッシュメモリーの状態を診断し、書き換え回数の上限に近づくと、注意を促すメッセージを表示します。
また、複数のメモリーカードがパソコンに接続された場合には、すべてのメモリーカードの診断結果を表示することができます。
特徴01対応メモリーカードをパソコンに挿入する*だけで、
自動的にフラッシュメモリーの状態を診断
本ソフトウェアがインストールされているパソコンに対応メモリーカードを挿入すると、Media Scan Utilityがフラッシュメモリーの状態を自動的に診断し、結果を瞬時にタスクバーに表示します(手動で診断することも可能です)。
結果が「正常」であった場合にはタスクバー上にアイコンのみを表示するため、パソコンでの作業の邪魔になりません。
*あらかじめ本ソフトウェアをインストールしたパソコン。カードリーダーでもお使いいただけます。
*CFexpress Type A メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G2が必要です。
*CFexpress Type B メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G1が必要です。
特徴02わかりやすい診断結果表示
アイコンとシンプルなメッセージの表示により、診断結果をわかりやすくお知らせします。
タスクバー上(Macの場合は「メニューバー」上)に表示されているアイコンをクリックすることにより、メッセージ画面を表示することができます。
接続されているすべてのメモリーカードの診断結果を同時に表示することができます。
特徴03警告メッセージの表示
書き換え回数が上限に近づくと、新しいメモリーカードの利用をお勧めするメッセージを自動的に表示します。(「メッセージを表示しない」設定にすることも可能です)
「メモリーの消耗が進んでいます」というメッセージが表示された場合は、新たにデータの書き込みを行うことは可能と思われますが、突然書き込みできなくなるトラブルが発生することを防ぐため、早めに新しいメモリーカードを利用されることをお勧めします。
「これ以上書き込みできません」というメッセージが表示された場合は、データ書き込みを行うことができなくなっています。新しいメモリーカードをお使いください。
Media Scan Utility
ダウンロード
対応ソニー製メモリーカードは、こちら
Windows用
バージョン:2.1.1.9040
ファイル名:Media_Scan_Utility.zip
ファイルサイズ:88.8MB
macOS用
バージョン:2.1.2.12100
ファイル名:MediaScanUtility_ver2.1.2.dmg
ファイルサイズ:22.8MB
*macOSにインストールする場合、システムソフトウェアの読み込みを許可する必要があります。 詳細はここをクリックしてください。
*CFexpress Type A メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G2が必要です。
*CFexpress Type B メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G1が必要です。
バージョンアップのお知らせ
- macOS用:バージョン2.1.2.12100
(2021年3月1日) - 電子署名を変更しました。
- Windows用:バージョン2.1.1.9040、
macOS用:バージョン2.1.1.09040
(2020年10月1日) - MRW-G2を使ったSDカード診断に対応しました。
- Windows用:バージョン2.1.0.7150、
macOS用:バージョン2.1.0.08070
(2020年9月15日) - CFexpress Type Aメモリーカードに対応しました。
- Windows用:バージョン2.0.0.7220、
macOS用:バージョン2.0.0.7230
(2020年1月8日) - CFexpressメモリーカードに対応し、Media Scan Utilityにバージョンアップしました。
- バージョン1.0.2.09050
(2018年9月28日) - アップデートを確認する機能の問題を修正しました。
- バージョン1.0.1.11270
(2017年12月18日) - インストールできる対象国を広げました。(既にインストール出来ている場合は更新の必要はありません)
対象ソニー製メモリーカード
SDメモリーカード:SF-G シリーズ、SF-G シリーズ TOUGH仕様、SF-M シリーズ TOUGH仕様
CFexpress Type A メモリーカード:CEA-G シリーズ
CFexpress Type B メモリーカード:CEB-G シリーズ
動作環境
対応OS | Windows Windows 10 Home (32bit/64bit)*1 Windows 10 Pro (32bit/64bit)*1 Windows 10 Enterprise (32bit/64bit)*1 Windows 11 Home*1 Windows 11 Pro*1 Windows 11 Enterprise*1 *1: ARMプロセッサーベースのパソコンは動作保証対象外です。 macOS
macOS 10.13~10.15 |
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その他システム条件 | CPU:標準搭載 メモリ:標準搭載 ディスプレイ:1024x768以上 |
*動作確認済みカードリーダー:MRW-S1, MRW-E90, MRW-G1, MRW-G2
ご注意
- ・上記の OS が、工場出荷時に標準インストールされていることが必要です。
- ・プリインストール以外のOSに変更されているパソコンや、自作パソコン、マルチブート環境での動作は保証いたしません。
- ・上記の動作環境は、 Media Scan Utilityを単独で使用する場合の環境です。上記の動作環境を満たしていても、正常に動作しない場合があります。
- ・CFexpress Type A メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G2が必要です。
- ・CFexpress Type B メモリーカードを診断する場合は、ソニー製カードリーダーMRW-G1が必要です。
- ・対応SDカードの診断には従来のSD Scan Utilityも引き続きお使いいただけます。
- ・SD Scan Utilityのダウンロード提供は終了しました。新たにインストールする場合はMedia Scan Utilityをお使いください。
- ・SD Scan Utilityをご利用中の方はこちらをご覧ください
macOSにインストールする場合のご注意
*インストールはインターネットに繋いだ状態で行ってください。
1: Media Scan Utilityをインストール中に[機能拡張がブロックされました]ダイアログが表示されたら、「セキュリティ環境設定を開く」をクリックしてください。
※[セキュリティとプライバシー]は[システム環境設定]から開くこともできます。[システム環境設定]を開くには、画面左上のAppleアイコンをクリックし、[システム環境設定] をクリックしてください。
2:[セキュリティとプライバシー]ウィンドウが開いたら、ウィンドウ下部の「許可」をクリックしてください。
3:「開発元”Sony Storage Media Solutions Corporation”のシステムソフトウエアの読み込みがブロックされました」の項目が消えたら、ウィンドウを閉じてください。