接続と起動
接続の方法
一台接続

Etherケーブルで直接接続します。Wi-Fi含め他のネットワークに接続している場合は、あらかじめ切断してください。また、カメラを認識するまでに30秒程度時間がかかります。

ルーター経由でEtherケーブルで接続します。
複数台接続
最大20台まで接続できますが、同時利用は6台までをおすすめします。

複数のカメラを、ルーターまたはハブ経由で、Etherケーブルで接続します。
カメラを接続する
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カメラの設定
ILCE-1 の場合
- MENU →
(ネットワーク)→[転送/リモート]→[PCリモート機能]→[PCリモート]→[入] - MENU →
(ネットワーク)→[転送/リモート]→[PCリモート機能]→[PCリモート接続方式]→[有線LAN]
- ※ ヒント
- 複数のカメラを接続する際は、区別がつくように[機器名称変更]で名称を変更しておくと区別しやすいです。
MENU →
(ネットワーク)→[ネットワークオプション]→[機器名称変更]
ILCE-9M2 の場合
- MENU →
(ネットワーク)→[PCリモート機能]→[PCリモート]→[入] - MENU →
(ネットワーク)→[PCリモート機能]→[PCリモート接続方式]→[有線LAN]
- ※ ヒント
- 複数のカメラを接続する際は、区別がつくように[機器名称変更]で名称を変更しておくと区別しやすいです。
MENU →
(ネットワーク)→[機器名称変更]
ILCE-9 の場合
- MENU →
(ネットワーク)→[PCリモート(有線LAN)]→[入]
- ※ ヒント
- 複数のカメラを接続する際は、区別がつくように[機器名称変更]で名称を変更しておくと区別しやすいです。
MENU →
(ネットワーク)→[機器名称変更]
- MENU →
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カメラの接続
使用する環境に応じて、上記「一台接続」「複数台接続」のどちらかで、カメラとRemote Camera Toolを接続してください。
アプリケーションを起動する
デバイス選択画面
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Remote Camera Toolのアイコンをダブルクリックすると、「デバイス選択画面」が表示されます。

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[Refresh]ボタンをクリックすると、パソコンに有線LAN接続されているカメラが表示されます。

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1 IPアドレスの入力欄
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2 [Connect]ボタン
もしカメラが表示されなければ、1 にカメラのIPアドレスを入力後、2 の[Connect]ボタンをクリックしてください。
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3 [Refresh]ボタン
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4 ショートカット
接続したいカメラにショートカットを割り当てることができます。
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5 この画面の[Camera Name]で機器名称が変更できます。
ここで変更した名称はRemote Camera Toolでは有効ですが、カメラの[機器名称変更]は変わりません。
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6 カメラの状態を表します。
connected: 接続中
disconnected: 切断されています -
7 Paring(ペアリング)
Done:ペアリングが完了しています。ダブルクリックすると接続します。
Not yet:ペアリングが未完了です。ダブルクリックするとペアリング画面に進みます(以下「ペアリング方法」参照)。
- (ハイフン):[ペアリングなし接続]の設定があるカメラで、設定を[許可]にした場合に表示されます。ダブルクリックすると接続します。 -
8[Disconnected]ボタン,[Remove]ボタン
Statusが「Connected」のカメラを選択し、[Disconnected]ボタンをクリックすると選択したカメラの接続を切断します。
Statusが「Unidentified」のカメラを選択し、[Remove]ボタンをクリックすると選択したカメラをリストから削除します。- 一括で「Unidentified」のカメラをリストから削除する場合は、[Tools]→[Remove Unidentified Camera]を選択します。
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9 接続されているカメラの表示
表示されているカメラの並び順にマルチビューには表示されます。
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10 マルチビュー起動ボタン
マルチビューで表示するグループを選択して[Multi Live View]ボタンをクリックしてください。
[Multi Live View]ボタンをクリックすると、マルチビューが起動します。
マルチビューは最大20台までのカメラを表示することができます。選択したグループのカメラが 0台または 21台以上の場合は、マルチビューは起動しません。 -
11 ファイル転送(ILCE-1 ver1.3以降 のみ)
カメラ内の画像をパソコンに転送します。
- 画像をカメラから取り込むには、カメラとパソコンの接続を切断する必要があります。
- 転送対象は、カメラの[再生メディア選択]で選択したスロットのメモリーカード内画像になります。
- Status が「Disconnected」のカメラを選択します。
- [All]か[Select]を選択し、[File Import]ボタンをクリックします。
- [All]の場合、カメラと接続して転送対象ファイル数が表示されます。

[Select]の場合、画面に従って、ファイルの種類、転送する画像を選択します。


- HEIFファイルはサムネイルが表示されません。また、RAW + HEIF で撮影した場合の RAWファイルもサムネイルが表示されません。
- ファイルを保存する転送先のフォルダを指定し[OK]をクリックすると、画像の転送が開始されます。
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Network Configuration File を使用する
Network Configuration File を使⽤すると、ファイルにあらかじめ記載したIPアドレスのカメラのみをデバイス⼀覧に表⽰することができるので、手動でIPアドレス等を入力する手間を省くことができます。
メニューから[File]→[Network Configuration File Settingを選択します。
画面に従って、IPアドレスなどを記載したファイルを指定します。
記載例(設定値は #文字以降に記載したコメントのとおり)
192.168.100.2,1,1 #IP=192.168.100.2, shortcut=1, Group=1
詳しい使用方法については、「Network Configuration File ユーザーマニュアル」をご参照ください。
ペアリング方法
セキュリティ向上のため、ご使用前にカメラとのペアリングをおすすめします。ペアリング操作は初回のみ必要です。
: Not yetと表示されているデバイスをダブルクリックする。
下の画面が表示されます。

: カメラで、MENU →
(ネットワーク)→[PCリモート機能]→[ペアリング](ILCE-9M2の場合)で、ペアリング待ち受け画面を表示させる。
ILCE-1 の場合 : MENU →
(ネットワーク)→[転送/リモート]→[PCリモート機能]→[ペアリング]ILCE-9 の場合 : MENU →
(ネットワーク)→[PCリモート(有線LAN)]→[ペアリング]
: [Pairing]を選択する。

: カメラのペアリング画面で[確認]を選択する。
: カメラ本体の電源スイッチをOFFにする。
OFFにするとペアリング情報がカメラに保存されます。次にONにするまでに10秒以上お待ちください。
カメラ操作画面を表示する
操作したいカメラをダブルクリックすると、「カメラ操作画面」が表示され、各種操作をおこなうことができます。
カメラ操作画面でのカメラの操作中は、カメラ上のボタンなどの操作はしないでください。
セットアップガイド
接続に関する詳細については、こちらも併せてご参照ください。
ペアリング情報の削除
ペアリング情報は、PC(Remote Camera Tool)側とカメラ側の両方に記録されます。[Tools]→[Delete All Pairing Information]を選ぶと、Remote Camera Tool側のペアリング情報を一括削除することができます。
- 個別削除はできません。
- カメラ側のペアリング情報の削除については、MENU →
(ネットワーク)→[ネットワーク設定リセット]より、ネットワーク設定のリセットをおこなってください。
時刻合わせの一括対応
接続されているカメラの時刻を一括で合わせます。
デバイス選択画面で Statusが「Connected」になっているカメラが対象です。「Disconnected」,「Unidentified」になっているカメラは対象外です。
デバイス選択画面で[Tools]→[Set All Connected Camera Clock]を選択します。
確認画面が表示されるので、内容を確認後[Start]をクリックします。
