連続撮影1枚目では、ハイブリッド位相差検出AFシステム対応時は全AFエリアで、ハイブリッド位相差検出AFシステム非対応時は専用位相差AFエリアでオートフォーカスが可能です。2枚目以降は以下の表に示した領域で動作します。
連続撮影中にオートフォーカスを追従させるには、カメラの[フォーカスモード]は(コンティニュアスAF)または(AF制御自動切り換え)に設定してください。
連続撮影時のオートフォーカス使いこなしポイント :
ハイブリッド位相差検出AFシステム
連続撮影 | 開放*~F3.5 | F4~F8 | F9~ |
---|---|---|---|
Hi+ (ハイブリッドクロス測距点:61点) |
全AFエリアでAF動作*1 最大フォーカスエリア点数:399点 |
全AFエリアの像面位相差AFセンサーのみ動作*2 最大フォーカスエリア点数:399点 |
1枚目のピントで固定*3 |
Hi/Mid (ハイブリッドクロス測距点:79点) |
全AFエリアでAF動作*4 最大フォーカスエリア点数:399点 |
専用位相差AFエリアのみ動作し、像面位相差AFエリアは1枚目のピントで固定。*5 最大フォーカスエリア点数:79点 |
|
Lo (ハイブリッドクロス測距点:79点) |
全AFエリアでAF動作*4 最大フォーカスエリア点数:399点 |
開放* : 開放F値がF3.5以上のレンズは開放F値に設定した場合、上記の表の開放に該当します。
ご注意 :
レンズがハイブリッド位相差検出AFシステムに対応していても、以下の場合は1枚目のオートフォーカスは非対応レンズ同様に専用位相差AFエリアに制限されます。
*1:
下図の赤枠内が2枚目以降で有効なAFエリアです。ハイブリッドクロス測距点で測距している場合は、緑色の長方形の測距枠が表示され、像面位相差AFセンサーのみで測距している場合は、小さめの緑色の正方形の測距枠が表示されます。また、連続撮影中にピントが追従している場合は画面左下のフォーカス表示が になります。
(概念図)
A:像面位相差AF測距点
B:ハイブリッドクロス測距点
*2:
下図の赤枠内が2枚目で以降で有効なAFエリアです。像面位相差AFセンサーのみ測距しており、緑色の正方形の測距枠が表示されます。また、連続撮影中にピントが追従している場合は画面左下のフォーカス表示が になります。
(概念図)
A:像面位相差AF測距点
*3:
2枚目以降は1枚目のピントで固定され、画面左下のフォーカス表示は になります。
(概念図)
*4:
下図の赤枠内が2枚目以降で有効なAFエリアです。ハイブリッドクロス測距点で測距している場合は、緑色の長方形の測距枠が表示され、像面位相差AFセンサーのみで測距している場合は、小さめの緑色の正方形の測距枠が表示されます。また、連続撮影中にピントが追従している場合は画面左下のフォーカス表示が になります。
(概念図)
A:像面位相差AF測距点
B:ハイブリッドクロス測距点
*5:
下図の赤枠内が2枚目以降で有効なAFエリアで、専用位相差AFセンサーのみ測距しており、緑色の正方形の測距枠が表示されます。それ以外のエリアは像面位相差AFセンサーでの1枚目のピントに固定されます。また、連続撮影中にピントが追従している場合は画面左下のフォーカス表示が になります。 [フォーカスエリア]を[フレキシブルスポット]、[拡張フレキシブルスポット]、[ゾーン]に設定時、連続撮影1枚目のフォーカスエリアが以下の赤枠内で選択されている場合に連続撮影中のピントが追従します。
(概念図)
A:専用位相差AF測距点
*[AFシステム]を[専用位相差AFのみ]に選択している場合も同様です。
連続撮影 | 開放*~F3.5 | F4~ |
---|---|---|
Hi+ | 専用位相差AFエリアでAF動作*6 最大フォーカスエリア点数:61点 |
専用位相差AFエリアでの1枚目のピントで固定*7 |
Hi/Mid/Lo | 専用位相差AFエリアでAF動作*6 最大フォーカスエリア点数:79点 |
開放* : 開放F値がF3.5以上のレンズは開放F値に設定した場合、上記の表の開放に該当します。
*6:
下図の赤枠内が2枚目以降で有効なAFエリアです。専用位相差AFセンサーのみ測距しており、緑色の正方形の測距枠が表示されます。また、連続撮影中にピントが追従している場合は画面左下のフォーカス表示が になります。
(概念図)
A:専用位相差AF測距点
*7:
2枚目以降は1枚目のピントで固定され、画面左下のフォーカス表示は になります。
(概念図)
A:専用位相差AF測距点